2022年3月

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種々薬帳

天平8年5月2日 聖武大上天皇お亡くなりになる。 天平8年6月21日以降 聖武大上天皇の四十九日(七七日)に、聖武大上天皇天皇の遺品を東大寺・法隆寺など18寺に施入 正倉院の『種々薬帳』       解説  真柳 誠 真柳先生の すばらしいページですまずココを見てください 東大寺献物帳 天平勝宝八歳六月二一日献物帳。別名「国家珍宝帳」 天平勝宝八歳六月二一日献物帳。別名「種々薬帳」 天平勝宝八歳七 […]

応神天皇

応神天皇の御世の新しい技術 *枯野(カラノ) 軽くてよく走る船*韓人池     諸韓人等を率いて作る*縫衣工女   着物を縫う女性技術者を百済王が奉る*阿直岐    よく経典を読む。百済王の使者 百済の国主照古王より*王仁     すぐれた博士王仁、ヒツギノミコウジノワキノイレツコに諸典籍を教える 百済の国主照古王より 論語千字文*縫工女    求めに応じ呉より来朝*工女兄媛   求めに応じ呉より […]

おほげつひねのかみ(大気都比売神)

また食物を大気都比売神に乞ひき。ここに大気都比売神、鼻、口また尻より種々の味物を取り出して、種々作り具へて進る時、速須佐之男命その態を立ち伺ひて、穢汚して奉進るとおもひて、すなはちその大宜津比売神を殺しき。かれ、殺さえし神の身に生りし物は、頭に蚕生り、二つの目に稲種生り、二つの耳に粟生り、鼻に小豆生り、陰に麦生り、尻に大豆生りき。かれ、ここに神産巣日の御祖命、これを取らしめて種となしたまひき。 現 […]

ネギをうえた人 朝鮮民話選

金素雲 編   岩波少年文庫 2025 人間が、まだ、ネギをたべなかったころの話です。 そのころは、よく人間が、人間をたべました。それは、おたがいが、牛に見えるからでした。うっかりすると、じぶんの親や兄弟を、牛とまちがえて、たべてしまうことがありました。 ほんとうの牛と、人間の見さかいがつかないのですから、こんなぶっそうなはなしはありません。ある人が、やっぱりまちがえて、じぶんの兄弟を、たべてしま […]

土製耳飾

「土製耳飾」(耳飾)と呼称される遺物は、土偶の耳部表現から、坪井正五郎によりその機能が想定されたものである。(坪井1906) 民俗学的には、赤ん坊の家族への統合、年齢階級や秘密結社における終身的な目的などとして耳朶に先行することは、身体毀損による通過儀礼であり、抜歯、割礼、鼻隔壁穿孔などと同列の分離儀礼の範疇に含められる(綾部1977)。しかし縄文時代終末の関東、中部地方においては、耳朶穿孔とそれ […]

木の葉さやぎぬ

木の葉さやぎぬ 令和3-3-15 平家物語があったお陰で、戦前の人達は、昔のことをよく覚えていました。源平時代の頃の人達は、皆よく勉強していました。源氏の人達も、耶律楚材のように「元」に仕えたのでは無く、「元」から逃れ中国を飛び出した無学祖元を師として仰ぎ、当時の世界最大の国「元」に勝った北条時宗はよく世界や中国を研究し、自分自身を高めました。 女性も真剣でした、頼朝に一矢を報いた静御前の しずや […]

木花之佐久夜毘売

ニニギノ命と木花佐久夜姫のロマンスは、どんな意味があるだろうか。私の考えでは、これは、北方系民族(すねはち高天原族)が南方系民族を統合したかあるいは相互に入り混じりあったことの象徴である。古代では,性交や、ある場合にはたんに性器を見せ合うだけで、言語の通じない異属同士が友愛の情を示した。と高群女子も断定している。 ところで、日本民族の起源については、歴史家をはじめ、いろいろな説があり、今もって結論 […]

金武

金武=金波鎮韓紀武(コムパチキムカム) 仁徳天皇の皇子 雄朝津間稚子宿禰(オアサツマワクゴノスクネ)は、ご幼少よりお慈しみ深く、たいそう謙虚でいらした。しかし、壮年になり大病にお罹りになり、お御足がご不自由におなりになった。兄宮方は 履中、反正と次々と皇位に御つきになられた。ところが、相次いで崩御なされた。そこで、皇位継承を求められたが。”ご両親から賜った身体に傷をつけて治療した、親不孝物。天下は […]

蒲生野の遊猟

蒲生野の遊猟 天皇、蒲生野に遊猟しましし時、額田王の作れる歌 巻1-20 あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る             皇太子の答へませる御歌  明日香宮御宇天皇 巻1-21 むらさきのにほへる妹を憎くあらば人づまゆえに吾恋ひめやも 紀に曰く、天皇7年丁卯夏5月、蒲生野に縦猟したまひき、時に大皇弟、諸王、内臣、及び群臣,悉皆に従ひきといへり。 新訓 万葉集 上巻 佐佐木 […]

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